夏至に奉納される大物主命、少彦名命とともに...


『 うしろがわ雑記 - 006』 2011年に描いた「少彦名命」(写真上)。現在も続く自分の意図を超えるように手が走るように描くような描画スタイルはこの絵から始まりました。 そして、一週間後の夏至の日に大神神社に奉納する「大物主命」(写真中)。 2011年3.11に生まれた大物主は描いた当初より、大神神社に奉納するものと決まっていたような絵でした。 この絵をちゃんとした形で奉納をする事は私の悲願でもあり、 5年の期間を経て、この夏至の日に奉納奉告の祭典と小野満麿・半田広宣 両氏をお招きしての記念講演会まで神社施設で開催という、これ以上ない形で奉納させていただけることとなりました。 絵の奉納が決まってからの3ヶ月、新たに描く作品の変容はもとより、絵に乗る力、出会う人々とのご縁の深さや、関わり方、自身の移動する範囲、作品の発表の仕方、ひいては自身のあり方など、あまりにも変容が大きくて、加速度がつくような拡がりに、今現在も渦の中で回転しているような目の回るような状態にあります。 いままで当然だと思っていたこと、いままでのやり方や自身のあり方さえも何度も刷新が続き、更にそれが加速しておりここに来て、もはや何も考えられないお手上げ状態でさえあります。 しかし関わる場所と人があってくれるから、そんな状態でも半ば自動的に繰り出される夏至に向けできることをしています。 大物主のものとされる破壊と創造が間近にありすぎて0ゼロ地点にいる事が、常より格段に多くなっているのかもしれません。 そんな中、訳あって当初は奉納する予定ではなかった少彦名命の絵を、大物主命と一緒に奉納する事にしました。 この絵、そして今回の奉納にも個人的に大いに関わりのあった人が、大物主に寄り添うような少彦名命の奉納の決め手となりました。 写真は長らくこの状態である居宅での展示風景です。 三輪山の裾野にあって、大物主と少彦名が見つめる先が三輪山。 写真には写っていませんが常に三輪山がみえる窓の上に新しい太陽神の絵があり、 大物主の左には、大物主奉納後には大物主の位置に来られるであろう"猿田彦命"が控えています。 大物主の破壊と創造の力を受けるピークと思われる夏至ののち、 どのような世界が立ち上がるのでしょう? その先を楽しみにしつつ、0ゼロ地点で溶けかかっている今を味わおうと思います。

『大物主命』絵画奉納 記念日講演会について ​ https://youtu.be/WNcRTpNq1S8